滋賀民主医療機関連合会

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まちづくりレポートREPORT

平和行進に参加:ぜぜ健康友の会(膳所診療所ブロック)
2022年6月30日

「ノーモア・ヒロシマ ノーモア・ナガサキ」のアピールを元に、戦後長く続いている国民平和大行進が、今年も東京から広島に向けて、歩みを進めています。ぜぜ健康友の会から、平和行進に部分参加しました。

今年は核兵器禁止条約締約国会議がウィーンで初めて開催されました。NATO加盟国で、アメリカの核の傘の下にいるドイツ・ノルウェーなどが条約に賛成できないながら、オブザーバー参加する中、戦争被爆国の日本政府は会議に参加しませんでした。

ウクライナ侵略の情勢に乗じる形で、アメリカとの核共有論を唱える政治家が出てきています。核共有論は「非核三原則」が禁じた「核持ち込み」という次元を超え、自衛隊が核攻撃に参加するという問題になります。これは、周辺国の核軍拡に一層の拍車をかけることは明白です。万一、周辺国との紛争になれば、核爆弾を貯蔵したり、これを搭載する戦闘機を配備したりしている日本の基地が相手国からの核攻撃の標的になるのも間違いありません。

滋賀民主医療機関連合会(滋賀民医連)も加盟する全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は、綱領で「人類の生命と健康を破壊する一切の戦争政策に反対し、核兵器をなくし、平和と環境を守ります」を掲げ、長年被ばく者支援に取り組んできました。戦争は健康を破壊する最も最悪な状況です。二度と、戦争や核の被害で悲しむ人がいなくなるように、今後も反核平和を訴えていきます。

 

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