お知らせ

「健康食品・サプリメント・機能性表示食品の問題点」～事業所通信2024年5月号を掲載しました

　巷にあふれる「健康食品」「サプリメント」。実は法律上の定義がありません。
一般的には、「健康食品」とは「健康の保持増進に役立つ」とされた食材や菓子・
飲料などで、「サプリメント」とは、「ある成分が濃縮された錠剤やカプセル形態
の製品」と言われますが、食品扱いで、医薬品ではありません。

　（中略）

健康食品やサプリメントの問題点としては、

①期待される効果、作用、健康被害の実証例が乏しい、

②効果を期待して過剰に摂取する危険性がある

③妊産婦、小児、長期摂取への影響

④医薬品より優先させたり併用することによる影響

　などがあげられます。

　（中略）

その上で、健康食品やサプリメントを摂取する際には、①広告を鵜呑みにせず、
自分に必要な成分を確認し安心して使えるものを選ぶ、②摂取目安や使用法を守る、
③医薬品と併用する場合は医師や薬剤師に相談する、④効果がなかったり体調が悪化
した場合はすぐ中止する、などを十分に留意するようにしましょう。

■２０２４年度から７５歳以上の健康診査の対象が拡大されます

　昨年まで後期高齢者健康診査の対象外だった、
①生活習慣病により定期受診し、血液などの検査歴がある人、
②要介護認定をうけていて血液などの検査歴がある人、

　が今年度から対象となります。

　病院や老人ホームなどに６ヵ月以上入院・入所している方は対象外です。

　市から６月以降に順次、健康診査の受診券が送られます。
　受検をご希望の方は、受診券が届いた後に予約のご連絡をお願いします。

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2024.05　事業所通信（坂本民主診療所）カラー