文字サイズ
世界を見よう。
患者さんの背景を大切にできる
医師になろう。
SASAKI TAKAFUMI
佐々木 隆史医師
2003年滋賀医大卒。23期生。
京都民医連中央病院で研修開始。その他、名古屋大学総合診療部、川崎市立井田病院緩和ケア科、三つ葉在宅クリニックで研修。2010年ぜぜ診療所 副所長、2013年こうせい駅前診療所所長。
大学時代は医学だけではなくて、人間関係や社会の在り方についていろいろ学びました。世界に興味があって、中国やヨーロッパなどに行きました。場所によっては、戦争の爪痕が残っていたりして、経済や貧困の問題って、健康があってこそ語れるんだなと感じたことを覚えています。
5回生の実習で滋賀民医連会長の今村先生と出会ったことでしょうか。医療だけではなく、社会保障や平和活動、核兵器廃絶など多方面から地域を良くすることに熱心な先生で、私が民医連の仕事を具体的に知るきっかけになりました。当初から地域医療に行きたいという思いはあったので、いろいろな選択肢を考えていった結果、進むべき道は民医連だったということかもしれませんね。
自分の経験から言えることは、学生のうちにいろんな世界を見てほしいということです。医療によくかかるのは、高齢者だけでなく、所得の低い層、低教育の層がよく医療にかかると言われています。そういう人の気持ちがわかる経験をどんどん積んでほしいですね。
現在掲載中のお知らせはありません。